今回は番外編として、キャンプの話題を。昔からキャンプも好きで、泊まりがけの外出といえば、キャンプを指した。
しかし最近のキャンプ場はもう恐れ入ってしまうくらい設備が整っていて戸惑うばかりだ。トイレは便座が暖かくなり、ウォシュレットも付いている始末。虫なんか一匹も飛んでいないのだ。
かつては行くのも怖いトイレで、モスラみたいな蛾の飛来に怯えつつ用を足していたものだ。設備が整っているのは間口を広げるにはいいけれども、なんだか、違和感もある。果たしてそれはキャンプと言えるのかどうか。
最低限の設備だけで、あとは自由にやらせてもらえるキャンプ場が良い。今回行ったキャンプ場はまさにそんな感じである。サイトの仕切りはなく、子供たちものびのびやれる。
川が流れるキャンプ場が良い
やはりキャンプ場には川が流れていてほしいものだ。それでも多くは人工的に石を配置した、絶対安全という感じの川だが、それでもないよりはあった方がよい。
そのような川には生き物はいないように見えるが、水が流れていれば何かはいるはず。何がとれるのかタモ網を手に勇んで川へ。川に入ったのに、何も見つけられなかった、などということになったらもうこのブログをやめなければならない。子供たちの手前、それは許されない。
タカハヤ、カジカ、サワガニなどがとれ、何とか父親の面目を保つことができた。岩の下や、少しあった茂みを探ってみた。これだから、ガサガサは楽しいのだ。
◆キャンプ道具
3歳くらいから親に連れられてキャンプに行っていたので、キャンプ歴自体は長いのだが、最近はキャンプアイテム色々と進化していて目を見張る。昨今のフェスブームも手伝ってカッコよくて面白いアイテムが毎年増えているのだろう。我が家も年代物のアイテムと新しいアイテムと新旧織り交ぜつつのキャンプを楽しんでいる。少しずつ工夫を重ね、アイテムを揃え、ブラッシュアップを図っている。
◆テント コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス
緑色が好きなので、コールマンのテント「ラウンドスクリーン2ルームハウス」を使っている。昔はドーム型テントなどなかったので、小川テントの水色のロッジ型テントを使っていた。前室も広く、3面をメッシュにできるので、色々なコンディションで使える。天井には通気孔がたくさんあって、蒸れや結露を防止してくれる。
さして難点は思いつかないが、もう少し軽いといいと思う。今は慣れたが一人で立てるのは少し骨が折れる。余談だが、インナーテントの入り口にはスノコを置いて使っている。靴の脱ぎ履きにとても便利で砂や草がテントに入るのを防止してくれるのだ。
タープ スノーピーク ヘキサタープ(M)
タープとはテントサイトにおけるリビングの屋根、とでも言おうか。雨や夜露、日差しを避け、自分たちの縄張り・テリトリーを示す役割もある。今はスノーピークの「ヘキサタープ(M)」を愛用している。雨風に強い。これも昔はなかった形のタープだ。
ポールが2本というのはすごい。普通は6本あってそれぞれにロープを張って、あっちを引っ張れば向こうが緩み、みたいな悪循環を繰り返し、雨が降ればどうやってもどこかに雨水が溜まっていたものだ。 それを考えればこのヘキサタープは曲線美、目隠し、コンパクト、防風雨性など兼ね備え、画期的だと思う。スノーピークはハンマーやペグ、ペグ袋もかっこいいので好きだ。
テーブル コールマン ナチュラルモザイクリビングテーブル
今は子供が小さいから、ローテーブルにもなるものがいい。大きくなったら付属の足をたせばいい。また、テーブルをせせこましく使うのがきらいなので大きめのものを選んでいる。ということでコールマンの「ナチュラルモザイクリビングテーブル」。収納時、もう少し小さくなると良いのだが。あまり他メーカーのものとは比較しなかったから、ベストチョイスかはよくわからない。
チェア ヘリノックス コンフォートチェア
最近新調したのがチェア。大きくてかさばるコールマンのものからヘリノックスの「コンフォートチェア」へ。アルミポールメーカーが作ったアウトドアチェアで、軽くて丈夫。座面部分のシートの違いで色々なモデルがあるけれど、あからさまなナイロン生地は嫌だなと思っていたら、キャンバス生地風のものがあったのでこれにした。夏場はメッシュ生地のものでもいいと思う。
チェア アディロンダック マイクロチェア
家族4人だからあと1脚足りないのだが、娘はまだ体が小さいのでヘリノックスは座りこなせないので、アディロンダックの「マイクロチェア」をチョイス。
ゴールドのフレームが座面の赤色とマッチしていて良い。組み立てる時にちょっと力が要る。
コンパクトチェアはそんなにデザイン変えられないものかと思っていたら、こんなにカッコイイのが出てくるのだ。
クーラーボックス シアトルスポーツ ソフトクーラー
大きいのは車に入らないから、1日分の食材が入ればよいという考え方で、シアトルスポーツ「ソフトクーラー」を使っている。出し入れしにくいのが難点。
ランタン コールマン ガソリンランタン
コールマンの「ガソリンランタン」と、イワタニプリムスの「ガスランタン」。
光量の違いで使い分けている。一方は食卓の照明、一方はやや離れたところで虫よけ用に。ただ、使う燃料がホワイトガソリンとガスカートリッジの二つあるのは面倒だ。同じメーカーで揃えて互換性がある方がいい。バーナーも違ってたら本当に面倒。キャンプ道具の中でランタンが一番好きだ。コォーって燃えてる音が好きだし、ガソリン臭さも好きなのだ。
料理アイテム ロッジ キャンプオーブン10インチDEEP
料理アイテム スノーピーク 焚き火台
料理アイテム ゴースタック フードコンテナ
今回は番外編でキャンプ道具について紹介した。道具選びからキャンプは楽しい。大変な積み込みでさえも楽しい。キャンプでガサガサできたらなお楽しい。
川遊びマップ編集長
伊藤 匠
参考情報
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