石の握り方~初級編~
こんにちは。水切りチャンピオンの橋本です。
これから、水切り講座ということで、テーマを決めて水切りについて説明していきます。
第1回である今回は、基礎中の基礎、石の握り方について紹介します。
握り方がしっかりしていないと、どんないい石を使ってもいい水切りはできません。
正しい握り方をするだけで跳ね方が目に見えて変わる人もいます。
初めての方も、経験のある方もぜひこの握り方を試してみてください。
では、順に説明していきます。
1.手でピストルの形を作る。
正面に向けてピストルを作ります。とは言っても、中指、薬指、小指は握るのではなく、軽く曲げる程度がいいです。
2.中指の上に石を乗せる。
中指の第二関節付近の上に石を乗せます。
この時、石が安定するように、中指、薬指、小指の握りを浅くしたり、深くしたりするといいです。
3.親指を石に乗せる。
親指を石の上に乗せます。強く持つ必要はありません。
(親指を石のふちにつける人もいますが、あまりおすすめしません。)
4.石を回して人差し指がかかるところを探す。
石を回して、角など、指がしっかりかかる場所を探します。
5.人差し指をかけて完成。
安定感のある持ち方になっているので、強く握る必要はありません。
以上になります。
今回紹介した方法は、基本となる握り方です。
極端なことを言ってしまえば、これで腕を横に振って投げれば、石は跳ねてくれます(笑)
さあ、川に行って投げてみましょう!
次回は、石の選び方~初級編~というテーマで紹介します。
おまけ
実は、握り方は投げ手の個性が出る部分で、石の好みを反映していたり、水切りの質の違いにつながっていたりします。
例えば、私と熊谷水きり倶楽部の森川さんの握り方もちょっと違います。
そのあたりについては、中級編、上級編などで紹介しようと思います。
橋本桂佑