今注目されているカヤックフィッシング
陸っぱりでは攻めるポイントも限られてしまう。かといってボートを所有するのも免許を取得したりと敷居が高い…
そこで今、カヤックでの釣り。
カヤックフィッシングが注目されています。
なぜカヤックフィッシングが注目されているのか?
「これからカヤックフィッシングをはじめてみたいけど詳しいことがわからない。」
「カヤックフィッシングってどんなもの?」
それらの疑問を解説していってみようと思います。
カヤックフィッシングとは
カヤックに乗って釣りをする。というのは名前の通りですが、どのようなものかと言うと、
フィッシング用カヤックに乗り、湖や波の穏やかな海などで釣りをするフィッシングスタイルです。
エンジンなどはついていないのでパドルで漕いで移動することになります。
カヤック上にポータブル魚群探知機やGPSなどを装備して、自分なりの理想のカヤックにカスタマイズしていくことも、
ファンの間では楽しみの一つとなっています。
また、船舶免許などは不要で、気軽にはじめられるということも人気の理由のようです。
既に海外では釣りの一つのジャンルとしてポピュラーなものとなっています。
カヤックフィッシングの魅力
それは、なんといっても陸っぱりやボートなどでは入れないような、いまだ未開拓の地にも入っていける。というのが、
カヤックフィッシング最大の魅力ではないでしょうか。
既に多くの釣り人が入っている釣り場などでは、魚がスレてしまっていたりして釣果が減少してしまうことがあります。
ですが、カヤックフィッシングでは、まだあまり釣り人が入っていないポイントにも入ることができるため釣果に期待ができるのです。
エンジンが無く、パドルで漕いで狙ったポイントへ行くスタイルのため、魚に変な警戒心やプレッシャーを与えづらいというのもメリットの一つと言えます。
また、カヤックに乗っていると、水面と同じ目線にあるため、今までにない新鮮なファイトを味わえるというのも人気の一つです。
魚のスレていない自分なりのポイントを開拓し、水面と同じ目線でファイトや景色を楽しむ!
それがカヤックフィッシングならではの醍醐味です。
カヤックフィッシングに必要な道具
・フィッシング用カヤック
・パドル 紛失や破損など、万が一の時に備えて予備も持っていきましょう。
・ライフジャケット カヤック用の物がパドリングなどの動作をしやすいのでオススメです。
・携帯電話や無線機器など
・自分とカヤックを結ぶ器具 リューシュコードといいます。落艇時などの時の為に備えて必ず用意しましょう。その他、パドルやタックルなども艇と繋いでおきましょう。
・ホイッスル(笛) 周りに危険を知らせる時など、警笛の意味として必要です。
・飲食物 特に飲み物は必ず持っていきましょう。
・ネット 素手での取り込みはカヤックの上ではバランスを崩しやすいのでネットを使いましょう。
・フラッグ 広い水上の上で自分の存在を周りに知ってもらうために目立つ色を選びましょう。
・イカリ 流されてポイントからズレにくくするために役立ちます。
その他、キャップや偏光グラス、必要だと感じたら魚群探知機なども装備に加えたら楽しみの幅も広がります。
カヤックフィッシングでの注意点
カヤックフィッシングは軽装で楽しめる反面、注意しなければならないことも多くあります。
海での釣行の場合、悪天候時は避けるようにしてください。
特に波が強い場合などの釣りは控えましょう。
万が一、落水してしまった時のために備えて再乗艇の練習なども事前に練習しておくとよいでしょう。
家族や知人などに行動計画を伝えておくというのも大事です。
暑い時期などでの水上は日光の照り返しなども強いため、熱中症対策の知識なども理解しておく必要があります。
安全面の他に気をつけなければならないことがあります。
それが釣り人としてのルールやマナーです。
フィールドには様々な目的の人達がいます。釣り以外のマリンスポーツをしている方や、漁師の方など。
その場その場でのルールやモラル、マナーをしっかり守って楽しむことが大前提です。
他の目的を持つ、周りの方達と良い関係を築いてこそ釣り人の居場所も広がっていくと思います。
カヤックフィッシングまとめ
- カヤックフィッシングは陸っぱりやボートなどでは入れないポイントにも入ることができる
- その為、警戒心の少ない魚を狙いやすく、釣果も上げやすい
- エンジンではなくパドルを漕ぐスタイルなので船舶免許は必要ない
- 水面と同じ高さでの釣りなので今までと違ったファイトを楽しめる
- 海外では釣りの一つのジャンルとして確立されている
- 必要な道具はやや多い
- カヤック上での釣りのため、熱中症や安全面には、より気をつけねばならない
- ルールやマナー、モラルをしっかり守ること
これらの要素を踏まえた上でカヤックフィッシングにチャレンジしてみてください。
あなたのまだ知らない未体験の楽しみと興奮に出会えることと思います。
Takahiro.s