キャンプに初めて挑戦するけど、どんなテントを選べばいいのか分からない・・・
そんな悩みを解決出来ず、一歩踏み出せずにいませんか?
テントは種類が豊富で、どれを選べばいいのか、初心者では迷ってしまいますよね。
今回はテントの基礎知識も踏まえながら、初心者でも失敗しない、テント選びのコツをご紹介致します。
テントを選ぶ前に・・・
キャンプで使用するテントには、様々な種類があります。
テントによって、骨組みとなる部分である骨格や、構造そのものが違うのです。
様々な種類があって迷ってしまうかもしれませんが、使用人数や、使用季節に合ったテント選びをしましょう。
1人で使用するのか、家族で使用するのか、春夏秋冬どの季節で使用するのか等、事前に使用目的を明確にして選ぶことが重要です。
今回は、キャンプ初心者にもおすすめ、ドーム型テント、ロッジ型テント、ワンポールテントの三つについてご紹介致します。
家族でキャンプを楽しむならドーム型テント
ドーム型テントの大きさは大小様々ですが、4~5人程で使用出来るファミリータイプの大きさが一般的です。
ドーム型テントは昨今の主流でもあり、キャンプ場などで一番見かける機会の多いテントです。
その名の通り、ドーム型の形状をしていますので、天井の高低差が生まれてしまいます。
その為、テント内での食事や、レクリエーションをして楽しむには少し不向きですが、就寝空間という面において困ることはありません。
テント内を就寝スペースとして、リビング空間をタープなどを用いて作るのが理想的と言えます。
(※タープについては後ほど説明致します。)
持ち運びのしやすさ・設営のしやすさ
ドーム型テントは、ポール二本を交差させてドーム状の骨組みを作ります。
ポールの数も少なく、比較的持ち運びやすいテントです。
荷物が重ばらないので、他のキャンプ用具と一緒に快適に持ち運ぶことが可能です。
また、ポールの本数が少ない為、設営もしやすく、初心者でも10分程度で設営することが出来ます。
大人数で楽しむならロッジ型テント
大家族の方や、学校のサークルなどの大人数で楽しむならロッジ型テントがおすすめです。
「ロッジ」とは簡易宿泊所のことを意味し、四角い小屋のような形状をしていて、広い居住空間を確保できます。
ドーム型テントのように、タープを用いてリビング空間を併設する必要性もありません。
しかし、骨組みの数が多く、必然的に重量が重くなり、設営にも時間がかかります。
荷物が重ばってしまう為、持ち運びには注意が必要です。
快適な居住空間
ロッジ型テントの一番の特色は、なんといっても広く快適な居住空間です。
重量が重く、持ち運びが大変だったり、設営にも時間はかかりますが、それに見合う居住空間を確保することが出来ます。
テント内での食事や、トランプ等のレクリエーションもストレスなく楽しむことが可能です。
また、二日、三日と長期滞在する場合も、過ごしやすいロッジ型テントをおすすめします。
1人でキャンプを楽しむならワンポールテント
1人用のドーム型やロッジ型のテントもありますが、1人でテントを立てるのは非常に骨の折れる作業です。
テントの設営に体力を奪われクタクタに・・・ なんてこともあるかもしれません。
そんな、ソロキャンプの救世主がワンポールテントです。
ワンポールテントは、誰でも気軽にキャンプを楽しめるグッズとしてブームとなっています。
ワンタッチで出来る設営
通常、テントを組み立てて設営する際には、複数のポールを組み合わせたり、シートを被せたりする作業が必要です。
しかし、ワンポールテントは、一本のポールを立てるだけで誰でも簡単に設営できる設計になっていて、手間な作業は必要ありません。
力に自信がない女性でも、簡単に設営することが可能です。
テントを購入するときの注意点
最近は、インターネットショップでも購入することが出来ます。
インターネットショップでは、形状やテント内の空間の広さなど、わかりづらい点が多く存在します。
5人用という表記がされていても、5人入ったときに、ゆったりとしたスペースが無かったり・・・
逆に、もっと小さいテントを想定していたはずが、想定していたものより大きかったり・・・
実際に自身の目で確認しなければ、失敗に繋がることも多々あります。
ですから、後悔しないためにも、テント選びの際にはホームセンター等の店頭で購入することをおすすめします。
タープの必要性について
タープとは、日よけ・雨よけ・風よけの為の大きなシートのことで、形状・用途も多く存在します。
通常、キャンプ時の食事・作業などはタープの中で行う場合が多く、テントを寝室として使うが一般的です。
ドーム型テントやワンポールテントなどには、タープを併設してリビング空間を確保しましょう。
タープ選びのコツ
タープを選ぶ際に重要なのが、遮光性・保湿性・耐水性です。
夏の暑い季節には遮光性が高いものを選んで日差しを遮断したり、冬の寒い季節には保湿性が高いものを選んで冷たい風を遮断するなど、春夏秋冬それぞれの季節に合ったタープ選びが必要です。
また、家族でのキャンプ等、大人数でのキャンプを計画している際には大きめのタープを選びましょう。
タープ内に椅子やテーブルなどを設置し、くつろぎの空間を作ることも可能です。
まとめ
一概にテントといっても、人数や目的に応じて様々な種類があり、それぞれに、メリット・デメリットが存在します。
また、テント選びに失敗しない為には、店頭などで自分の目で確認して購入することも大切です。
目的に合ったテント選びで、楽しいキャンプライフを送りましょう。
今回ご紹介したのは、ほんの一部のテントにすぎません。
シェルター型テント、Aフレームテント、オールメッシュタイプのテント等、他にも多くのテントが存在します。
キャンプに慣れ、余裕が出来たら上記のような様々なテントを購入してみてはいかがでしょうか。
r.sakai