全国的に梅雨入りして、各地の田んぼや川べりからはカエルの合唱が聞こえてきます。
その中で、まるで小鳥がさえずっているかのような高く澄んだ音色の鳴き声を聞いたことはありませんか?
それはきっと、シュレーゲルアオガエルの鳴き声です。
コロロ コロロ コロロ…
キュルルルルル…
リリリリリリリ…
聞く人によって表現は様々ですが、とても魅力的な、耳に心地よい音色。
シュレーゲルアオガエルは、この美しい鳴き声で人気のあるカエルです。
外国のカエルみたいな名前ですが、れっきとした日本固有種で、本州と四国、九州に分布しています。
オランダのライデン王立自然史博物館館長だったヘルマン・シュレーゲルが名の由来だとか。
大きさは3~4cmほど。つやつやきれいな緑色に、くりくり大きな瞳。おとぎ話に出てくるカエルのイラストみたいに、とーってもかわいいんです。
そんなシュレーゲルアオガエルの魅力にハマって飼育する方も少なくないんですよ!
川遊びマップ前編集長の伊藤もその一人。
今回は、伊藤の記事よりシュレーゲルアオガエルを取り上げた記事をご紹介します。
雨夜の散歩で出会う
雨の夜、帰り道で聴こえてきたシュレーゲルアオガエルの鳴き声。田んぼ脇を流れる水路のほど近くで、一匹のシュレーゲルアオガエルが…。
つぶらな瞳でこちらを見上げるシュレーゲルアオガエルの姿はホントにかわいいです。
小さな小さな指先とか、一生懸命考えているかのような表情とか。
雨夜のドライブでつかまえる
雨がいっぱい降った夜はカエル探しに最適!車に乗って林道をドライブしながらカエル探し。
さてさて、いったい何匹つかまえたのでしょう。
終わりに
梅雨時は気分が滅入る…なんて方も多いかもしれませんが、この時期だからこそ見られるかわいい生物が身近にいるかもしれないと思うと、気分も少し晴れそうですね。