ゆるく巻いた髪に、女性らしいおっとりした笑顔と、柔らかい受け答え。
いわゆる「ゆるカワ女子」なのか?
だが、彼女はただの癒し系女子ではない!!
と、一目会った私は見抜いていた。
さてCWPメンバーを紹介するこのコーナー。CWPデザイナーの保ヶ渕が、「川遊びマップ」の面白コンテンツを執筆し、マーケター兼ディレクターとしても日々CWPを支える北村美桂さんをご紹介します。
「カツイエ」に夢中!
カツイエ?そう、戦国武将「柴田勝家」のことである。
歴女というのが流行っているそうだが、彼女はただの歴女ではない。
柴田勝家を愛すあまり「カツイエ」というブログを配信し、戦国ブロガーとしてラジオやテレビに出演、夜な夜な歴史について語り合う「名古屋歴史ナイト」の主催者でもある。
「柴田勝家って、そもそも何した人だっけ?」という問いに、
「みんな勝家のことをわからなさすぎです!!」と憤る。
勝家は、「賤ヶ岳の戦い」で前田利家が裏切った時、自分が死ぬことを予感しつつも、部下の将来を思いやってその背中を押したというエピソードがある。天下取りでもなく、軍師でもなく、義理人情に熱く人に優しかった男らしさがたまらなく好きなのだそうだ。
憧れというより、自分が勝家のような心意気でありたいと思っているらしい。(何になろうとしてるの?)
さて、名古屋歴史ナイトは、「ムダに斬新な歴史イベント」と本人も言う通り、とにかく切り口が面白い。
(「第2回 本能寺ナイト」のおしながき)
新聞紙カブトを全員で着用し、謎だらけの本能寺の変を、ゴシップ要素を交えて語り尽くすと言うんだから、歴史に全く興味がない私も、ぐいぐい引き込まれる。
(もうすっかり一致団結しちゃってる参加メンバー)
まだまだ続くよ、次はプロレス
さぞやFacebookは歴史の写真で溢れてるだろうとおもいきや、目に飛び込んできたのはプロレスの写真。
何を隠そう大のプロレス好きなのだ。
好きなプロレスラーは、DDTという団体の男色ディーノ選手。
彼はDDT48総選挙2013で第1位に輝いたという人気レスラーだ。
画像引用:http://miruhon.net/
と、ここでもマイナー押し。
某スポーツ紙のプロレス好き女子コーナーに載ってプロレス愛を語り倒したこともあるそう。
婚活ブームのハシリ
そんな彼女だが、実は某老舗の独身女性向け媒体の立ち上げスタッフでもある。今をときめく婚活ブームのハシリでもあったのだ。立ち上げから8年。律儀に未だ独女を貫く。
過去にはこんなマンガで体当たり取材にも参加していたが、最近は媒体のライターとして出戻り参加。「Uターンは独女にとって、天国なのか地獄なのか?」など、アラフォーの皆さんをクスリと笑わせる記事を書いているので、崖っぷちな気分の時は一読を。
お分かりいただけただろうか。
おっとりした笑顔の裏にある、この混沌とした、ユルくてアツい美桂ワールド。
コンテンツ・マーケティングのプロへ
北村・カツイエ・美桂。(勝手にミドルネームにしちゃった)
今でこそ大勢の前でプレゼンや、テレビ出演もこなしちゃう彼女だが、子供の頃は虫と本とテレビが大好きな、内気な子だった。牛若丸や大河ドラマから歴史にハマり、次は大相撲へ、その次にやってきたのは「お笑い」への興味。
おじさんが「今の若者の笑いを認めない」のは何故だろう?
そんな疑問を抱きつつ、大学では社会学部でメディア文化とお笑いを研究した。
この、世代を超えて面白いものを分かち合いたい、という「おじさん」と「今ドキ女子」との奇妙な感性の融合が、カツイエ美桂の原点ではなかろうか。
卒業後はフリーのライターを経て、企業でタイアップ広告、ニュース編集などを徹底的に学ぶ。
直接言わない、だけど「短い文章でいかに魅力的に伝えるか」という仕事がおもしろくてしょうがなかった。
この頃、田舎への憧れが嵩じて「地域おこし」を担当、これをきっかけに、「みんなが知らない物の魅力を掘り起こし伝える」コンテンツ・マーケティングに情熱を燃やすようになる。
「変な人だなぁ」と思われたい!
故郷である岐阜に戻り、カツイエブログの運営や、歴史イベント・ツアーの開催、各種メディアのライター、我がClearWaterProjectでコンテンツマーケター・ディレクターとして活躍する現在。
得意分野は「予定調和を壊すこと」。
具体的に言うと 「ちゃんと設計して内容を理解した」上で「壊す」。
元技術者が多く、ついつい難しい話をしてしまいがちなClearWaterProjectにはなくてはならない人材だ。
「ClearWaterProjectのメンバーは、ただの川好きで変な人の集まりだと思いますw」と美桂さん。
この「川遊びマップ」では、アウトドア好きはもちろん、家族連れや若い女性などにも川遊びの魅力を知ってもらい、川を身近に感じてもらう事が目的。
彼女の書いた、「これは驚き!”ストレス溜まるわ〜”と思ったら川に行くといいらしい」という記事は、今までの3倍のPVを達成した事もある。
また、「デキル男はキャンプが好きらしい」、「川遊びやキャンプに「焚き火台」が欠かせない理由」など美桂さんならではの面白コンテンツや、川遊びの提案が今後も増えていく予定。
これからは、川で仕事をする「カワノマド」を定着させたいと意気込んでいる。
(念願の「カワノマド」を達成した。川ぽちゃしないかヒヤヒヤする図)
最後になりたいものは、と尋ねると彼女はこう答えた。
「難しい事をくだらなく伝えたいです。みんなが苦笑しつつも、気づいたら引きこまれているようなコンテンツを作りたい。個人的には『変な人だなぁ』と思われると「ありがとう!」って思いますw」
・・・今後も美桂さんから目が離せない。
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以上、保ヶ渕がお送りしました。
あぁ、まだまだ書き足りないっ!
美桂さんをもっと知りたい方は、下記リンクからチェックしてみてね。
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