テンカラ大王。。。
この通り名を聞いて、ピンと来る人はきっとテンカラ好きな方でしょう。
↓↓そもそも「テンカラ」って?という方は↓↓
https://www.kawa-asobi.net/article/howtoplay/tenkara
コンディションは悪くとも、笑い声は絶えず
去る4月13日、愛知県は名倉川にてテンカラ大王こと石垣先生とテンカラ大好き西尾さんにテンカラ講座をしていただきました。
当日は強風、増水、低水温の3拍子が揃い踏み。
テンカラのラインは強風に煽られる、お魚は寒いので食う気なしという状況でした。
しかし石垣先生の軽快なトーク、一つ何かを教えるごとに入るギャグに笑いながら終始楽しくテンカラの基本技術、戦略を学んでいきました。
(写真はあくまで真面目に話を聞いている一幕です)
「全然ダメ」なキャスティング
テンカラにおいて、キャスティングの技術はイロハのイ。
魚のいそうなポイントに一発で毛鉤を落とせる、流せるということがテンカラの強みでもあることから、キャスティングは大切な技術になります。
実は今執筆してる川遊びマップスタッフ小林も去年の7月からテンカラを始めました。
釣果は伴っていないのに何故か「テンカラある程度うまいんじゃないか説」が自分の中に芽生えていました。
が、しかし。。。
その基本技術キャスティングが全くできていないということが講習中に判明しました。
というのも午後イチ、実釣講習にて魚がライズしているポイント発見。
もう鼻息荒くポイントに向けて投げよう、投げようと急くほどにポイントの手前でヘロヘロと息絶えて、毛鉤が落ちいってしまうという状況。
その様子をみて終始褒め上手であった石垣先生も「うん、全然ダメだね!」と一言。。。
引き換え、石垣先生のキャスティングはポイントに向かって矢のようにビシっ!!と毛鉤が飛んでいきます。
(石垣先生の矢のようなキャスティング)
劇的ビフォーアフターキャスティング
しかしこの私のヘロヘロキャスティングが最強のお二人からアドバイスをもらうことで講習終了までに劇的に変わりました。
それもたったひとつのことをするだけで。
なにがダメだったのか?
テンカラのキャスティングでは竿を時計の12時まで引き、10時まで振り下ろすと言われています。
しかし私のキャスティングでは、飛ばそう飛ばそうと思う程に、振り下ろしが9時になり、8時になっていました。
↓↓「キャスティング」のイメージが沸かないという方は↓↓
https://www.kawa-asobi.net/neta/20140714_456
克服した方法は?
人差し指を10時のポイントで竿から離す。
これだけです。
劇的にキャスティングが変わりました。
なぜ変わったのか?
というのもそれまでの自分のキャスティングは飛ばそうと思うあまり、無意識に9時、8時まで竿を人差し指で押し込んでいました。
それを10時の時点で人差し指を竿から離すと、竿を押し込むことができなくなり自然と竿が10時で止まるようになりました。
すると慣性の法則でラインと毛鉤はまっすぐ飛んで行くようになりました。
(電車が急ブレーキをかければかけるほど、中の乗客は進行方向へ振られてしまうのと同じイメージだと思います。)
お陰で釣果も・・・?
キャスティングが変わってすぐに釣果が、、、
と言いたいところですが、川遊びマップを運営するクリアウォータープロジェクトの代表瀬川がなんと初釣果!!
直前まで「ほんとに毛鉤で魚が釣れるの??」と疑っており、無事テンカラでも魚が釣れることを自ら証明。
(20cmサイズのアマゴGET)
最後に
キャスティングにも人それぞれこうしたらいいというやり方があると思います。
しかし振り方の幅の一つとしてでもいいので、一見いや一振りの価値ありです。
ぜひお試しを!!
川遊びマップスタッフ 小林 大地