野外で自然と共に楽しむバーベキュー。熱々の炭火の上で焼いた食材は、その場の雰囲気もあいまって、いつもと違った格別な味を提供してくれます。
でも、バーベキューを楽しみたい!と思った、その時になって「どんな食材を用意すればいいの?」と悩んでしまった経験はありませんか?
お肉ひとつを例に挙げても、牛肉・鶏肉・豚肉などの種類があり、それぞれの部位によって味も違うので、調理法方法にも悩んでしまいますよね。
今回は、そんな悩みを解決できる、みんなに喜ばれる食材と、おいしく調理する為のコツを伝授致します!
バーベキューには欠かせない!定番食材の「肉類」
肉類は、バーベキューに欠かすことの出来ない定番食材です。
スーパーには、串焼き用のサイコロ状にカットしたお肉が売ってある場合もありますので、カットする手間を省くことも出来ます。バーベキュー用いられる一般的な部位はカルビ、ロース等の焼肉でも人気の高い部位です。
豚肉であれば、スペアリブなども、タレに漬け込んでおいたものを焼くとおいしく頂けます。肉の量は男性で約300g、女性で200gが食べきれる目安になっていますので、人数や性別を確認し、計算してから購入するようにしましょう。
塩コショウ等の調味料で下味を付けてから焼くと、より一層おいしく頂くことができるので、調味料の準備は忘れずに!
肉をおいしく焼くコツ!
肉を焼く上で、一番多い失敗例が「焼きすぎ」によるものです。
焼きすぎると、焦げてしまって肉が固くなってしまったり、本来の味を損なってしまう場合があります。焼き加減を調整するために、炭の配置を工夫して、強火・中火・弱火のそれぞれの火力を持った場所(バーベキュー用語で”スリーゾーンファイア”と呼ばれるもの)を作りましょう。
肉の色が茶色く色づき、肉独特の香り(メイラード反応と呼ばれるもの)がでてきたら裏返して、両面を焼き上げるのがコツです。
炭火で焼くと格別!「魚介類」
エビやイカ、アサリといった貝類も
バーベキューの大事な引き立て役「野菜」
タマネギ、ピーマン、キャベツの3つは、バーベキューで必ずといっていいほど見かける定番食材です。
事前に、食べやすいサイズにカットしたものを用意しておくと、すぐに焼くことができて便利です。
肉ばかりを食べていると、どうしても胃が重くなってしまいますので、しっかりと野菜も食べて、栄養バランスも考えたバーベキューを楽しみましょう。野菜は”ホイル焼き”がおすすめ!
水分が飛んでしまってパリパリになったキャベツや、焦げてしまったタマネギを食べた苦い思い出はありませんか?野菜は、バーベキューの中でも一位二位を争うほど焼き加減が難しい食材です。
そこでおすすめなのが、ホイル焼きと呼ばれる調理方法です。
調理方法は簡単で、その名の通り、アルミホイルに包んで焼くだけです。
肉や魚介も一緒に包んで焼くと、肉汁やエキスの染み込んだおいしい野菜を頂くこともできます。じゃがいもにバターを落として包み、じゃがバターにしたり、椎茸などのキノコ類を包んでプリプリの触感を楽しんだり… ホイル焼きで作れる料理のバリエーションは様々です。
おすすめの調理方法なので、ぜひ一度試してみてください。
最後に
いかがだったでしょうか? 食材を美味しく焼き上げるには、ちょっとしたコツがカギになっています。
面倒だ!と、何も考えずに食材を焼くと、食材の魅力を最大限に活かし切ることは出来ません。
おいしい料理があってこそのバーベキューです!
今回ご紹介した食材と調理コツを参考にして、今後のバーベキューで実践してみてください。また、バーベキューを楽しむ際には、大声を出したり、ゴミを散らかしたりなど、迷惑な行為はやめましょう。
人として、バーベキューを楽しむ者の責任として、最低限のマナー・ルールを守るように心がけ、楽しいバーベキューライフを送ってください!