5月の講習会前に私達スタッフもきちんとした知識と経験を見につけておこうと、テンカラ大王こと、石垣先生にお願いしてレッスンをして頂きました。
大王という恐ろしい名前とは裏腹に、とてもきさくで親父ギャグ好きの石垣先生。
行きの車中からテンカラの話や、先生が監修しているニンテンドーDS『眼力トレーニング』の爆笑裏話など、1日楽しく過ごさせて頂きました。
しかーし、レッスンは厳しかったですよ!
何といっても寒い寒い。四月のはずなのに冬のような寒さに加えて雨という最悪のコンディションでした。
みんな完全装備なのですが、私田中はウェーダー浸水事件のため、春の沢登り仕様スパッツ&ショートパンツで行ったら、下半身マヒで死ぬかというところでした(^^;
しかし、寒いのなんのと四の五の言ってられないのです。多忙な石垣先生の時間を1日頂いているのですから!
まずはキャスティング練習から始まり、ポイントの見方や、途中途中で誘いの方法などを教わります。
車中から、気温が低いこと、雨で増水しポイントが潰れていること、流れに濁りが入ってしまっていることと「厳しいコンディションだねー」と話をしていたのですが、石垣先生は私達に教えながらちょっと竿を出すと、ポンポンポポン!!!と釣ってしまいます。
いやー、キレイですねー。アマゴちゃん。
またも!
午前中は名倉川で釣り、午後は段戸川へ。
段戸川はとてもよい渓相で、水質も名倉川より美しくとても期待したのですが・・・
寒すぎました。。
なんとこの辺りではまだ桜は全く咲いていないし、梅が咲いていたのです。
冷たい雨で水温も低く、全く魚の活性なし、ここではさすがの石垣先生も「こりゃ無理だ。いるはずの場所で出ない。底にはりついてしまっている」とのこと。
第3ラウンドとして、また名倉川に戻ったのでした。
さてさて、今回たくさんのことを教えてもらったのですが、私的に良かったのはこの3点。
■自分が魚がついていると思っている場所のチェック
■見切りの早さ(基本一つのポイントは3秒しか流さない、3回しか繰り返さない)
■釣れない時の原因がわかる
経験が浅い自分達だけで釣っていて釣れない時、はたして流しているポイントが悪いのか、流しかたが悪いのか、水温が低いなど魚の活性に問題があるのかが判断がつかないのです。
これが、経験豊富で技術のある石垣先生からすると「この場所、この流しかたで出ないなら活性の問題」という具合に解説してもらえます。
それをきいて、ポイントの良し悪しや、魚が出る水温など、標準を知ることが出来、次回からの参考に出来ます。
これは自分達だけで習得するよりも、経験豊富な方に教えてもらって覚えていった方が10倍は上達が早いのではないかと思います。
というわけで、5月9日の川遊びマップ講習会、参加される方はお楽しみに!
あと、参加可能人数は1名だけですので、お早目に~。