川遊びマップを運営する我々一般社団法人ClearWaterProjectでは今、豊田市岩本川における小さな自然再生「ふるさとの川づくり事業」を豊田市河川課様、豊田市矢作川研究所様と共にお手伝いしています。
そして先週末、豊田市扶桑町岩本川のふるさとの川づくり事業 第2回岩本川探検隊を実施しました。
第1回の模様は▶︎▶︎▶︎こちら
第1回は本部テントを張ったり、受付をやったりと大ががりに実施したのですが、今回は扶桑町自治会館や岩本川ふるさとの川づくり事業Facebookページでの告知に留め、岩本川に行ったら誰かがいた、って感じにしました。川遊びって本来そういうもんでしょ?笑 川を覗けば誰かが遊んでいて、その仲間に加わって遊ぶ。それが理想だと思うんです。
徐々に隊員たちが集まってきます。地元の川にふらっと遊びに来たって感じでいいですね。今日はガサガサだけではなくて釣りにもトライです。
自分の釣竿を持ってるツワモノ隊員も。みんな、色んな遊び方をしってるなぁ。ハカセに仕掛けを教えてもらっていざ!。
さて、来年には浚渫される岩本川。先行して浚渫された区間はどうなったかというと、少しずつ土砂が堆積して微かに流路が出来ていました。タイチョーもおっしゃっていましたが、オレンジ色にみえる鉄分?はどこからの影響なのか。。入って遊びたい!って雰囲気ではないですもんね。
勇んで始めた釣りですが、、中々苦戦!!
思うようにいかないのも醍醐味だと思うようになれば一人前!! 私はまだその境地に至っていません。。ってことで痺れを切らしてガサガサだぁ! 岩本川のガサガサテッパン、上流ゾーンの堰堤に向かいます。
真夏に実施した第1回岩本川探検隊と比べると、川の草の色、森の木の色、田んぼの表情が変わっていて面白いですよね。一つの川に通っていると季節ごとの表情を楽しめていいなーって思います。
変わってないのは、子供たちの格好と元気の良さ。この写真だけみたら真夏っぽい。笑 このテッパンエリアも今夏の台風と長雨の影響で随分の様子が変わっていました。ホトケドジョウが棲んでいた水際の植生が流されていました。下流の茂みにいるといいな。
カワムツがうじゃうじゃ入ったバケツに手を入れて「ヌルヌルして気持ちいーー!」と叫んだり、裸足になって砂州を歩いて「超サラサラ!」って叫んだり。そうだよな、長くつ履いてたからオジさんはわからなかったよ。さすが隊員!
お次は下流ゾーンに移動してガサガサ。と、その前に河口近くにハカセが前夜設置した仕掛け編みを回収します。何かはいっているかなぁ?
その後、河口部から上流目指して探検です。釣りグループはめげずに続け、お父さんが一匹大物のカワムツをゲット! 「ギギを捕まえたい!」という隊員の願いをかなえるべく、みんなで頑張ったけど取れなかったなぁ。だから是非また今度! 今回はたくさんカマツカが採れたし、下流部でニシシマドジョウやスジエビが採れたのが新鮮でした。
釣りグループも奮闘。
当日は本当に良い陽気で、気持ちのいい探検でしたね。
川から上がって裸足で草の上を歩くのが心地よい。
最後に、タイチョーとハカセに皆んなでお礼を言って終了です。採れなかったギギは来年の第3回にお預けかな。「釣り大会やろうよ! いつやる?」と隊員たちからリクエストも出てきます。扶桑町に限らず、隣接する町や周辺の小学校の友達ともやりたいですよね。
来年は本格的に岩本川の浚渫工事が始まります。すると、途中で見たような何もない川になってしまいます。そこからがスタート。生き物がいっぱいいて、子供たちが遊び、大人も一緒に遊んだり、見守っていける岩本川にするにはどうしたらいいか。探検隊の経験をたくさん生かして、皆んなで実現させていきたいですね。そんな事を話し合う第3回住民懇談会は12月5日実施予定。
探検隊は次回は来春の予定。けれど、隊員の子供たちはいつでも遊んでいいんだぞ〜。あ、大人もね。
伊藤 匠
・岩本川ふるさとの川づくり事業Facebookページは▶︎▶︎▶︎こちら
・第1回住民懇談会の様子は▶︎▶︎▶︎こちら
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