子どもとのガサガサ、どんな靴を履かせるか迷いますよね? 特に小さな子どもの場合、夏場はずぶ濡れで川に入っていくわけで、悩みます。今回は小さな子どもとのガサガサで履くべき靴をご紹介します。
小さな子どもがガサガサで履くべき靴の条件
・爪先が隠れている
・カカトがあって脱げにくい
・脱ぎ履きしやすい
・靴底の固いもの
結論から言うと、濡れて汚してもいいスニーカーなどが最適です。使い古しのもので構いませんし、ワンシーズン用として中古のものを買っても良いでしょう。学校や幼稚園で使う上履きもいいかもしれませんね。
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①爪先が隠れている
川は場所によっては鋭利な岩肌や石が露出している場合があります。尖った木の枝や、刈られた直後のヨシ、放置されたゴミなども。思いっきり走り回って遊ぶ時、爪先が出ているとそこで切ったりします。また、石をひっくり返してガサガサしたりする場合も、足の上に石を落としてしまったりと危険です。
それらの危険で怪我をしない為、爪先が隠れてなるべく固めに保護された靴がいいです。爪先が出ている履物でガサガサして怪我をしている子どもを何度も目撃していますし、かく言う私も爪先が露出するサンダルで無茶をして親指の爪が割れたことがあるのです。
②カカトがあって脱げにくい
そこそこ綺麗な川に行くと、ガサガサだけしている子どもはいません。時に泳いたり、時に飛び込んだり。
川の中で泳いだり、岩から飛び込んだりすると靴はすぐ脱げます。そして、脱げた履物が底に沈んでしまったり流されてしまってはいけないと、追いかけたくなる衝動に駆られるものです。そうやって流されたサンダルを追いかけて流されていった友人がいました。事なきを得ましたが。
また、カカトがなくてカパカパした履物だと、川底の砂利や小石がすぐに入ってきてしまいます。そうすると力を入れてガサガサできません。何度も脱いで取り除かねばなりません。これは結構ストレスフルなんです。ですから、カカトがしっかりして足に密着したものを選びましょう。
③脱ぎ履きしやすいもの
一度履いたら、脱ぐのに一苦労。そんな靴、履きたくありませんよね。紐で結ぶタイプの靴は濡れてしまうと紐が固くなってしまって中々解けない事がよくあります。ですから、欲を言えば、チャックやマジックテープで脱ぎ履きできる簡単な構造のものがオススメです。
④靴底の固いもの
①でご紹介したように、河原や川の中は鋭利なものが隠れている場合があります。そこを薄い靴底の履物で歩くと靴底を貫通して足に怪我をする場合があるのです。ですから、できる限り靴底の固いものが安心です。
浜辺で使用するマリンシューズを代用する場合もあるかと思います。泳いだり飛び込んだりするには、動きやすくていいかもしれませんが、爪先や靴底が柔らかいタイプが多いので、ガサガサでは避けるのが無難でしょう。また、ビーチサンダルや爪先だけ覆われたソフトタイプのサンダルも同じ理由から避けた方がいいでしょう。
川遊びマップ編集長
伊藤 匠