大自然を体験できる!日本の淡水魚専門水族館

2016年7月27日(更新日:2017年3月7日)
その他の遊び方

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水族館と言えば海水魚などの海洋生物を展示しているところを思い浮かべると思いますが、川の魚である淡水魚をメインに展示している水族館も存在しています。

上流域~下流域など生息地や生態なども詳しく説明されており、淡水魚をより身近に感じ、知ることができます。

淡水魚に特化しているため、川の生物ファンには嬉しい空間です。

今回、全国にある人気の淡水魚専門水族館をご紹介します。

 

アクア・トトぎふ(岐阜県各務原市)

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淡水魚専門の水族館では世界最大級という、ここアクア・トトぎふ。

その規模は4階建ての館内に展示種類220種という見応えたっぷりの大ボリュームとなっており世界の淡水魚をはじめ、両生類、哺乳類、鳥類、水生植物など水辺に関する多くの生物を観ることができます。

自然界の美しい景観も再現されており、本当に自然の中にいるかのような錯覚をしてしまう工夫がされています。

バックヤード見学や、餌やり体験などの触れ合いイベントなど様々な催し物も行われていて、お子様から大人まで楽しむことができます。

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開館時間:

平日9:30~17:00(最終入館は16:00)

土日祝9:30~18:00(最終入館は17:00)

休館日:年中無休

岐阜県各務原市川島笠田町1453

http://aquatotto.com/index.php

 

森の中の水族館。(山梨県南都留郡忍野村)

施設の名前通り森の中で水中にいるような気分が味わえる淡水魚専門水族館です。

水槽の水は富士の湧水を使用しているということで、美しい透明度の水の中を優雅に泳ぐ淡水魚を観ることができます。

見た目も様々な工夫がされており、小さい魚と大きい魚が一緒に泳いでいるかのように見える二重回遊水槽や

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大きなガラス越しの向こうに多くの魚と美しい森の広がりを観ることができる横見水槽など、凝った水槽形式が多いのが魅力です。

ベンチに腰掛けて色々な魚種や魚の群れを眺めていたら、ついつい時間を忘れてしまいそうです。

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魚に関する学習やお絵描きができるブラウジングコーナー、淡水魚の生態や生息場所などを紹介するシアタールームも完備しています。

 

開館時間:9:00~1800

休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)

山梨県南都留郡忍野村忍草3098−1

http://www.morinonakano-suizokukan.com/index.html

 

なかがわ水遊園(栃木県大田原市)

那珂川に生息する魚を中心に世界の魚まで展示しており、那珂川の自然風景も再現した作りになっています。

那珂川に住む魚の変化をその季節ごとに観察するのも面白いのですが、中でも圧巻なのがアマゾン川を再現した360°の視点から観て楽しめる巨大水槽です。

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2mを越えるアマゾンの巨大魚が頭上を泳ぐ姿はとても迫力があり、自分も川の中にいるような気分で楽しむことができます。

普段、中々見ることができない世界の魚を色んな角度から間近で観られる興奮は、神秘的で感慨深いものを感じます。

また、お子様が喜ぶ様々な体験イベントの豊富さも特筆すべき点です。ザリガニやカメなどの水生生物と直に触れ合うことができるタッチング水槽や、専門スタッフが生き物について詳しく解説する「おさかな研究室」などは、楽しむことの他に、生物の「命」について考えたりと、色々な視点から生き物について学ぶことができるのでオススメです。

 

開館時間:

9:30~16:30(夏季期間は17:00まで)

休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は翌日)、毎月第4木曜日

栃木県大田原市佐良土 2686

http://tnap.jp/index.php

 

さいたま水族館(埼玉県羽生市)

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出典元:http://park.tachikawaonline.jp/aquarium/34_saitama.htm

主に荒川水系の淡水魚をメインに展示している淡水魚専門水族館です。

荒川の約200kmを上流から下流、そして河口付近までと、上流域に生息している魚たちから順番に観て歩くことができます。

天然記念物のミヤコタナゴ、県の魚ムサシトミヨ、食虫植物のムジナモが見どころとして展示されており、その他、川に住む両生類、エビやカニ、水生昆虫なども細かく分けられ詳しい解説などもそれぞれ書かれています。

長く生きて大きく育った魚が多いのも特徴の一つで、それぞれの水槽、それぞれの魚種ごとに、非常に大きくたくましい魚体で魅了してくれます。

また、館の外にはコイやソウギョ、アオウオなど荒川を代表する巨大魚たちと触れ合える場所があり、1m越えの魚たちが手の届く距離にたくさん寄ってきてくれるので迫力満点です。

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あまりのデカさと近さと迫力に泣き出してしまう子もいたりして。。大人も一緒に楽しめるところです。

 

開館時間:9:30~17:00(12/1~1/31は16:30まで)

休館日:毎週月曜日(祝日のときは翌日)12月は毎週月火曜日 12月29日~1月1日

埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1

http://www.parks.or.jp/suizokukan/index.htm

 

楽しめて学べる淡水魚専門水族館

あまり知られてなかったりする淡水魚専門水族館ですが、淡水生物に特化している分、その生物の生態など詳しく書かれていたり映像として観ることができたりするので、楽しみつつ学ぶことができます。

また、小さな頃に夢中になった魚とりや、野池、小川での釣りで遊んだ魚たちと再会できる場でもあります。

筆者は海無し県育ちだからなのか、魚と言えば淡水魚が思い浮かび、川遊びも小さな頃から身近なものとして慣れ親しんで楽しませてもらっていた思い出いっぱいの場所なので、淡水魚の水族館へ行くとどこか故郷に帰ってきたような安心感を感じます。

「触れ合う」ことで感じるものや「命について」など色々と考えさせられるイベントも数多くあるので、お子様だけではなく、大人の方もぜひ参加してみてくださいね。

 

Takahiro.s

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