ガサガサばっかりやってる私ですが、たまには趣向を変えて釣りもやります。どんな釣りか? 川における魚取りを攻守で大別すると、
- ガサガサ ▶︎ 攻め
- 釣り ▶︎ 守り
こうなるんではないでしようか?
生来、せっかちな性分でして「待つ」ことが嫌いなので、必然、ガサガサ一辺倒になってきます。ガサガサは寝てる魚を無理やり起こしたり、隠れてる魚を無理やり出て来させるわけですからね。
しかししかし、釣りにもグイグイと攻め立てる釣法があるんです。振り込んだら3秒で引き上げ、それを繰り返して3投ほどしたらすぐに次のポイントへ移動。どんどん上流へと釣りあがっていく超アクティブな釣り「テンカラ」です。
あと、私、細々したこと嫌なんです。笑 だから中々釣りに傾倒できない。。しかししかし、テンカラは道具も釣り方もシンプルなのです。
詳しいことは田中の解説をご覧いただくとして。。どんな釣りか表現するとするならば、、
「サッと準備して、ヒョイっと投て、パッと釣って、サッと片付ける」
って感じです。笑
釣れるのは、イワナ、アマゴ、ハヤといった渓流魚です。
これらの魚はガサガサでは中々獲れない。ガサガサするポイントがないですから。
テンカラ釣りならば、いつもは見られない魚達に出会うことができるわけですから、やっぱりやってみるべきですよ。
▼ 川の中はというと、こんな感じです。別世界です。「この川は釣れない。魚がいない」というあなた、潜って観てごらんなさい。魚は元気に泳いでますよ。笑 あ、動画には魚は写ってません。。
川は海と違って、生息スペースが狭いです。釣り人が1日に何十匹と釣ってしまったら、その区間は魚はいなくなってしまう。だから、必要以上に釣り上げない、自分で美味しく食べる分だけ、C&R区間でのリリースは厳守する、魚にダメージを与える釣り方は避ける、といった配慮が必要ですね。
だって魚がいなくなったら、釣り人は釣りができなくなるでしょ? 釣り人だったら養殖放流魚じゃなくて、自然繁殖した魚が釣りたいじゃないですか。楽しく釣りをしていく為には、その環境をみんなで作っていくことが大切ですね。
伊藤 匠