川遊びマップのブログでもご紹介していた[名倉川テンカラ2017]、大盛況でした!!
主催:名倉川漁協、共催:ClearWaterProject つりチケという形で、楽しく運営出来ました♪
全6回のコースで、開始は10時からだったのですが、10時前から展示してあるアマゴ水槽の前には人だかり。
こんなアマゴを入れていたんですが、普通の方は名倉川にこんなの泳いでいるなんて、そんなに知らないし珍しいんでしょうね。
子供達が「これ食べれるの? 綺麗! 〇×△!」とか色々言っていました。
事前のつりチケ予約販売でチケットは全て売れているんで、当日飛び込みのお客様はNGだったのですが、アマゴ水槽を見ると盛り上がるんでしょうね(^^
まずはテンカラ毛鉤巻き
今回の体験会は、テンカラで釣るだけではないのです。
やっぱりテンカラするなら、自分の毛鉤は自分で作らなきゃ! ということで、毛鉤を巻くとこから始めます。
最初は講師が巻いてみせます。
子供達は興味津々。「こんなので本当に魚が釣れるのー??」って感じでしょうね。
まあまあ、作って釣ってみてください。
さあ、子供達が巻いていきます。
いいですね~、真剣な眼差し。簡単な工作だし、面白いでしょ?
こちらでは男の子と、お父さんも巻き巻き。
昼からの参加者の方々も楽しそうに巻いていましたよ。
お母さんもどうでしょうか?
「不器用なんです!」って言われていましたけど、上手でしたよ!
出来たかな~~。
「出来た! 虫っぽい!」
皆さん、いい出来の毛鉤を巻いてくれました。
きっと釣れるはずです。
ここまで20分、ここからは川に移動してテンカラです。
忙しい、忙しい。
いよいよテンカラ
さっそく川へ突入! といきたいところですが、まずはキャスティング練習。
これがある程度出来ないと、川で竿を振っても楽しめません。
事前に「サングラスをかけておくと、魚がよく見えて楽しいですよー」とご案内していたのですが、当日持ってきてくれたサングラスが可愛い!笑
これは偏光入ってますかね? でもとても楽し気です。
午後2回目のコースでは、おじいちゃん、お父さん、お孫さんの3世代で参加してくださったご家族もいらっしゃいました。
微笑ましいです。
おじいちゃんが昔とった杵柄を見せるか、お父さんが威厳を見せるか、子供が若い力を見せるのか、どうでしょうかね。
キャスティング練習が終われば、さあ、さあ、川へ行きましょう。
テンカラ時は、特に子供達には出来る限りマンツーマンサポートです。
初めてこんなに深い川の中を歩いた子供もいたんじゃないでしょうか。テンカラは待たない攻める釣りなんで、爽やかな5月の川を遡行していくだけでも楽しいですよね。
なんて、思うのは大人だけかもしれません。
子供はやっぱり釣れなきゃ!
で、釣れた??
こちらは残念ながらアマゴではなかったですが、アブラハヤが釣れたようです。
アブラハヤでも自分が作った毛鉤で釣るのは楽しいですよね、釣った魚をタモ網に入れて、飽かづに眺めている様子。
おじいちゃん、お父さん、お孫さんの三人組はどうでしょうか?
誰がかけたでしょうか?
最初にかけたのはお父さんだったようです。
「テンカラでもアマゴが釣れるんだ!」と驚いていらっしゃたとのこと。
釣れるんですよー。
最後に
全体としては爆釣! という訳にはいきませんでしたが、自然の渓流であればそれはそうでしょう。
釣れないグループには、ガサガサでハヤやヨシノボリをとってもらったりもしたので、楽しめては頂けたと思います。
何と、一番小さな参加者は2歳の男の子でした!
自然の川で、水鉄砲をしたり、お姉ちゃんがガサガサでとったアブラハヤを触って遊んだり、2歳の子も楽しんでいました。
今回、企画して驚いたのは「テンカラ」という言葉に反応して、申し込みをしてくださったお客様の数。
海外やメディアで取り上げられているだけでなく、ちゃんとローカルにも根付いているんですね。
次は「もっと本格的にテンカラしたい!」という方向けの企画を検討中です。
梅雨明けくらいでしょうか。
お楽しみに!!
田中 五月