いつどこで土砂崩れが起きるのか、地震と同じように事前にはわからないもの。最近では。学技術研究所(茨城県つくば市)は22日大雨による土砂崩れの内部メカニズムを解明するため、大型降雨実験施設を使い、斜面崩壊実験を実施したり、被害を少しでも減らそうという取り組みが起きています。
そもそも土砂崩れはどうして起きるのでしょうか。
川遊びに行く時にもチェックしておきたい、土砂のことを簡単に解説します!
土砂崩れはなぜ起きる?
土砂崩れは、大雨などにより土がぬかるみ、山から土石流が一気に流れること。その水量の激しさ、泥水の威力により家も人も一瞬で流されてしまうものです。
土石流とは、土砂と岩石が水と一緒になり、その重みで動き、谷を流れる現象をいう。その特徴的な性質は、水の含み方や、土、石自体の大きさによって異なり、一定してはいないのである。(引用:防災対策ガイドより)
そもそも土石流の水量の多さや威力はなぜ大きいかというと、
つまり土砂崩れとなるには、流れを押し進めるための力として、渓床の勾配と堆積された土と砂とが主役となって働くのである。土砂崩れはまるで雪だるまのようにだんだんと大きくなっていく。渓床の勾配や、土や砂の積もり方が大きければ大きいほど、そのスピードは速くなる。そして、それがある程度以上に達したときに、すべてを飲み込む土石流になるのである。(引用:防災対策ガイドより)
山からどんどん雪だるまのように土砂と砂が積み上がっていくからなんですね。
神戸市のサイトの図もわかりやすかったのでぜひ参考にしてください。
川遊びに行く当日まで天候はチェックしよう
川遊びに行く当日、遊びに行く先の天候が思わしくない場合は潔く延期するのがベストです。
特に前日に大雨警報などが出ていたら要注意です。
遊びに行けないのは残念ですが、楽しい思い出づくりをするためにも、山や川の怖い部分を知って対策していですね。
遊びに行けなかったとしても、川に行けなかった日のオススメの楽しみ方などをまた次回ご紹介します!