川遊びを子供と楽しむには?遊び方や持ち物・注意点とおすすめスポット12

2018年3月10日(更新日:2018年7月15日)
子どもと川遊び東海エリア近畿エリア関東エリア

川遊び 子供

自然の中で遊ぶ時、子供たちの目はキラキラ輝きます。

中でも川遊びは格別。泳いだり、ちょっと冒険してみたり、魚を捕ってみたり……。子供たちにとって魅力たっぷり!

でも、川遊び初心者のパパ・ママはちょっと心配。

「どこの川へ行けば泳げるの?」

「持ち物は何を準備すればいいの?」

「川は危ないのでは?」……など素朴な疑問がたくさんあるのではないでしょうか。

この記事では、子供と川遊びを楽しむために必要なことを、川遊びのプロの監修の元にわかりやすくまとめました。

関東・関西・東海地方の川遊びおすすめスポットもご紹介しているので、川遊びが初めての方はもちろん、

川が大好きなリピーターの方もあらためて「川遊びと子どもで楽しむにはどうしたらいいか」を考えてみませんか?

子供の川遊びを安全に楽しむにはどうしたらいい?

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自然との一体感を味わうことができる川遊び。
水しぶきをあげて飛びこんだり、魚やサワガニを見つけて追いかけたり。
子供が夢中になって遊ぶ姿を見るのは親として最高の喜びですよね。

ただ、気をつけなくてはならないのが、「安全に遊ぶ」ということ。

川遊びは自然の中での遊びですから、特に安全への注意が重要になってきます。ちょっとした油断や知識不足が悲しい事故につながることも……。
そうならないためにも、親子で川について知識や理解を深めることが大切です。

といっても、難しいことではありません。基本ポイントを押さえて、子供たちと川遊びを安全に思いっきり楽しんじゃいましょう!

素朴なギモン「そもそも川って勝手に遊んでいいの?」

川遊び 子供

川遊び、というと、ちょっと特別な川でなければできない遊びのように思えます。
「遊んでいい川ってどこにあるの?」
「うちの近くにも川があるけど、勝手に遊んじゃダメなのかな」
などなど疑問をお持ちの方も多いと思います。

たしかに、川に入ろうとしたら柵があったり、「危険」という看板が立っていたり、
釣り人に怒られそうだったりして、川は勝手に遊んではいけないような気もします。

しかし実は、基本的に、川はいつでも誰でも自由に利用して遊んでいいのです。

もちろん責任やマナーは必要ですが、川は誰かのものではなく、皆のものなので、どこの川で遊ぶのも自由。
というのも、川の利用について河川法2条にこんなふうに決められています。

河川は、公共用物であつて、その保全、利用その他の管理は、前条の目的が達成されるように適正に行なわれなければならない。

「公共用物」、つまり皆のものだと、法律で決まっているのですね。
そのため、川で遊ぶことに遠慮はいらないのです(もちろん責任とマナーは必要ですが)。

いろいろな川での遊び方

川にはいろいろな遊び方があります。中でも川の魅力をたっぷり味わえるのが、泳ぐことと、生き物探し。

川で泳ぐのって危なくないか、川の生き物はどうやって探すの…そんな疑問にお答えします!

1、川で泳ぐ

川で泳ぐというと、川遊び初心者にはなんとなくハードルが高いイメージがありませんか?

プールや海とは違って流れがあるし、急に深くなったりして危なさそう。それに、水着に着替える場所や、泳いだ後のシャワーもなさそうだし……

でも、大丈夫。初心者ファミリーでも泳ぎを楽しむことのできる川遊び施設は、実は全国にたくさんあります。
自然公園やキャンプ場内の川などは、駐車場もあり、更衣室やコインシャワーがあることも少なくありません。
また、こうしたスポットはたいてい流れの緩やかな浅瀬なので、子供が泳ぐのに適しています。

ただ、やはり安全面には気をつけましょう。実は、川は海よりも溺れやすく、水難事故の約6割が川で発生しています。
それには、次のような川の特徴が関係しているのです。

・川は淡水なので、海よりも浮かびにくい。

・急に流れが速くなる場所や、渦の発生する場所がある。

・川底の石や泥などの状態が複雑。

・上流での雨や、ダムの放水などで一気に増水することがある。

川遊びスポットとして整備された川で遊ぶ時でも、こうした川の特性を頭においておくといいでしょう。

2、川の生き物を見てみる「生き物観察」

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川には生き物がたくさんいます。近くの川でも、小さな魚や水に住む昆虫など、普段の生活では見られない生き物を見ることができます。その見つけ方にはちょっとしたコツがあります。

コツ① 岸辺を探してみよう

植物のしげった岸辺には、色々な生き物が隠れています。岸の上から覗いただけではわかりませんが、川に入って岸辺の茂みに魚とり用のタモ網をつっこんでみると、小魚や小さなエビなどが入ってきます。

茂みの奥にしっかり網をつっこみ、その周辺の植物を手や足でガサガサ揺らすのがポイント。びっくりした生き物が自分から網に飛び込んできます。

コツ② 道具を上手に使おう

道具がなくても生き物探しはできますが、あればもっと楽しめます。

  • バケツ

つかまえた生き物を入れておけます。水を入れると重くなるので、大きいものよりも、やや小ぶりのものの方が、子供自身でも持ち運びしやすいためおすすめです。
つかまえた生き物を持ち帰る場合には、車で揺れたときに水がこぼれたり生き物が飛びだしたりすることもあるので、フタ付きのバケツを用意しましょう。

  • 魚とり用タモ網

虫取り用の網とは違って、まるい形ではなく、一辺が平らになっています。
川底にぴったりくっつけて使えるので生き物を逃しません。

ホームセンター等で売っています。百均ショップのものは作りが簡易で壊れやすいのですが、お試しに使ってみる分には十分です。

  • 虫かご

水中を覗く箱メガネの代わりに使えます。空っぽのまま水に半分ほど沈めてみると、水中の様子がよく見えるので観察しやすくなります。
もちろん、つかまえた生き物を入れてもOK。

子供と川遊びの必需品とは?

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子供と川遊びを楽しむためには、事前に準備をしっかり整えておくことが大切です。
何よりも安全を考えて、持ち物を準備しましょう。

□ライフジャケット

膝よりも深いところで川遊びをするときは、たとえ泳ぎが上手でも必須です。

川は流れや水深などが複雑で、プールや海よりも水難事故が起きやすく、事故が起きたときの致死率が高いという特徴があります。また、ライフジャケットがあれば浮き輪代わりに楽しむこともできます。
万一の時に見つけやすいよう、よく目立つ「カラフル」なものを選びましょう。

子供用のライフジャケットは、安いものだと2000円前後で購入できます。施設によってはレンタルできる場合も。

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□ラッシュガードなど化繊の服

綿製品の服は水を含んで重くなり動きにくくなるだけでなく、乾きにくいために体温も奪われやすくなります。
吸水性があり乾きやすい化繊の服やラッシュガードなどを着ましょう。

絶対にNGなのがジーンズです。水をたっぷり吸いこんで歩くのも困難になります。

  • OK ラッシュガードなどポリエステルなど化繊の服、Tシャツ、水着
  • NG デニム素材、体にフィットしていないダブついた服

□ウォーターシューズや濡れてもいいスニーカーなど

水に入るのだからサンダルの方がお手軽でいいように思いがちですが、川ではサンダルは危険です。
水中で脱げて流される心配のない「ウォーターシューズ」や「スニーカー」で、足をしっかり守りましょう。

ただし、スニーカーなどヒモのある靴は、ヒモを靴の内側にしまってください。
外側にヒモが出ていると、川底の石や沈んでいる釣り針などの異物に引っかかることがあり危険です。

  • OK ウォーターシューズ、アクアシューズ、スニーカー(紐を内部にしまったもの)
  • NG サンダル(クロックスなども)ひも靴(内側にしまえればOK)

【川遊びマップスタッフ・Mの感想】

クロックスで川に入ろうとしたら、グサッと靴底を突き抜けて木片がささっちゃいました。
ちゃんと角がとれた丸い石が多い川なら、気にしなくてもいいかもしれないですが・・・
履くなら行き帰りだけクロックスなどの靴にしたほうがいいですね。

□タオル

水を拭くためのハンドタオルのほかに、大きめのバスタオルも用意しましょう。
プールの時に使うラップタオルがあると着替えやすくて便利です。

□着替え一式、帽子

忘れがちなのが帽子。熱中症や日焼けを防ぐために必須です。
首すじをカバーする日よけのついたものがおすすめです。

プール用の帽子にはおしゃれでかわいいものもたくさんありますよ!

□絆創膏など救急用品セット

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川の近くには医療機関やドラッグストアなどがないことも多いため、救急用品セットを忘れず用意しましょう。

絆創膏と消毒薬のほかに、滅菌ガーゼとテープ、脱脂綿、綿棒、湿布、はさみ、ピンセットなどがあるとベスト。

□虫除けスプレー・痒み止め

自然の中で遊ぶときには、虫除け対策は必須です。アブやブヨに刺されると後が大変。

体質に合った虫除けスプレーとかゆみ止めを用意しておきましょう。

□日除け・日焼け止め

川には日ざしを遮るものがないことも多いので、簡易テントやタープなどで日除けしましょう。

また、日焼け止めは、水遊びに適したウォータープルーフのものを、顔だけでなく、手や足、背中などにもしっかり塗りましょう。

□健康保険証・母子手帳

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用心していてもケガをしたり体調を崩したりすることはよくあります。最寄りの医療機関にすぐにかかれるよう、健康保険証と母子手帳を忘れずに。

ただ、注意すべきなのが乳幼児医療受給者証です。
お住まいの都道府県内で医療機関にかかる場合には特に問題なく普段どおり使えますが、違う都道府県では使えません。

この場合、医療機関の窓口では、一旦、健康保険のみで自己負担分の医療費を支払い、その領収書を元に後日お住まいの自治体で払い戻しの申請手続きをすることになります。詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。

□飲料水など飲み物

熱中症を防ぐため、こまめな水分補給は大切。

麦茶やスポーツドリンク、ジュースなどのペットボトルを浅瀬にひたしておくとよく冷え、非日常感があって子供は喜びます。

□救命ロープ

万一に備えて用意しておきましょう。

水に浮かぶ素材でできているスローロープの使い方を事前に川の指導者から学んで練習しておくと安心です。

□ホイッスル(玉が入っていないもの)


川は野外なので、水の流れの音や風の音など、様々な音がしており、人の声は意外に通らないものです。

何かあった時に大声で叫んでも、対岸の人まで届かないことがほとんどです。
事故を発見した時や事故にあった時、助けを求めるにはホイッスルを大きく吹き鳴らすことが効果的です。

玉が入っているものはとっさに音が鳴らないこともあるため、「玉が入っていないもの」を持っていきましょう。

□レジャーシート

レジャーシートを一枚敷くだけで快適に休憩できます。耐水・防水性があるものを選びましょう。

また、砂利などで地面が凸凹しているときでも寝転びたい方には痛い場合は厚みのあるタイプがオススメ。

□用途いろいろな「水」

飲料用だけでなく、汚れたときの手洗い用や、ケガしたときの消毒用の水も用意しましょう。
ポリタンクでなくても、2LペットボトルなどでOKです。

持ち物をもっと詳しく見たい時はこちらの記事へ

川遊びを安全に子供と楽しむための5つ注意点

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1、幼児や赤ちゃんの川遊び

川遊びは子供に自然を体感させてやれる、とてもいい機会です。

でも、実際に川遊びデビューできるのはいつ頃からなのでしょうか。また、きょうだいがいる場合には、お兄ちゃんお姉ちゃんを遊ばせるために乳幼児の弟妹を連れて行くこともあるでしょう。

川遊びができる年齢は何歳からという基準は特になく、親御さんの判断で行くことになります。
基本的に自己責任ですが、発育段階に応じた準備や注意点をまとめてあるので参考にしてください。

0歳頃

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「日除け対策」と「虫除け対策」を特に念入りに。保護者の方が赤ちゃんを抱っこやおんぶして移動する際は、足場が悪く転びやすいので注意しましょう。
また、授乳スペースがあるところは少ないので、授乳ケープやミルクの準備なども必要です。

1~3歳頃

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流れのゆるい、浅いせせらぎに足をひたして遊ぶのを楽しめる年頃です。
ただ、たとえ数センチの深さでもおぼれる危険はあるので、転んだ時にすぐに助けてあげられるよう、目を離さず、手の届く距離で見守りましょう。

靴は、クロックスやサンダルではなく、ウォーターシューズや脱げにくい運動靴をはきましょう。オムツは普通のオムツだと水を吸収してふくれてしまうので、水遊び用のオムツを用意します。また、日除けと虫除け対策も念入りに。

4歳~6歳頃

流れのおだやかな川で泳いでみたり、川の中の生き物を探したりとアクティブに川遊びを楽しむことができる年頃です。ライフジャケットを嫌がることもあるかもしれませんが、ちゃんと着せてやりましょう。バケツやタモ網などを持っていくとテンションが上がります。
靴は、クロックスやサンダルではなく、ウォーターシューズやぬげにくい運動靴をはきましょう。

2、川遊びの場所選び

川といっても千差万別、どんな場所を選べばいいのでしょうか?また逆に不向きな場所はどんなところでしょうか?

《川遊びに良い場所》

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流れがゆるやかなところ

水の流れる力というのは思ったよりも強く、浅い川でも流れに足をとられることがあるため、子供の川遊びには流れがゆるやかなところを選びましょう。白波が立っているところは流れが早く、川遊びには向きません。

水かさが浅いところ

幼児の場合は膝より浅いところで遊びましょう。膝よりも深いところでは水流の圧力(動水圧)が非常に大きくなり、転びやすくなって危険です。小学生以上でも、膝より深いところで遊ぶ時にはライフジャケットが必須です。足の届かないところはやめましょう。
ただし、川は見た目よりも浅く見えること、実際に浅くても急に深くなっているところもあるということをよく意識しておきましょう。

河原が広いところ

河原が広ければ、簡易テントを張って休憩スペースも作りやすいですし、BBQ可のところもあるので楽しさが倍増です。
また、河原は、実は化石探しの格好のポイントでもあります。もしかしたら恐竜の化石を発見できるかも?

見通しが利くところ

子供の安全を守るためにも、子供の姿がよく見えるように、見通しが利くところで遊びましょう。木や草がおいしげっていたり、大きな岩が多くて見通せないようなところで遊ぶ時は、常に子供の姿が視界に入るように注意しましょう。

 

《川遊びに悪い場所》

堰堤(エンテイ)

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堰堤とは流れの中にある小さな堤防のこと。
堰堤の下側では、ドラム式洗濯機の渦のようなリサーキュレーション(循環流)が発生しており、はまってしまうと脱出が非常に困難になるため、堰堤の近くでは遊んではいけません。

中洲(ナカス)

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中州は平らなので遊びやすく休憩もしやすそうな場ですが、増水したときに逃げ場がなくなるというリスクがあり、多くの水難事故が起きてきました。

今いる場所で天気が良くても、もしかしたら上流で大雨が降っているかもしれません。
また、上流にダムがある場合は放水の可能性もあります。
水が濁ってきたり、水位が少しでも上がってきたのを感じたらすぐに避難しましょう。

中州にテントを張って休憩所にしたり、キャンプをしたりするのは絶対にNGです。

橋脚(キョウキャク)付近

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橋脚の周囲には複雑な流れが発生しているので、近づいては行けません。

また、橋脚には流木や流されてきたゴミなどが張りついていることもあり、ケガのおそれもあります。

テトラポット

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テトラポットの周辺は流れが複雑になっており、大変危険。

水はテトラポットの隙間に流れ込んでいるため、近寄るとテトラポットの狭い隙間に吸い込まれて脱出できなくなります。
子供にとってテトラポットは面白そうに見えるため近寄ってみたくなりがちですが、絶対に近づいてはいけません。

これは川だけでなく、海のテトラポットも同じです。

取水口(シュスイコウ)

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(先日取りに行った川の取水口では、取水口下の部分が板でふたがしてあるようでした!)

川には発電用や農業用などの様々な「取水口」があります。
取水口とは、文字通り水を取るための口であり、水を吸い込む力が強く働いています。
もし取水口に張りついてしまったり、体の一部などを引きこまれてしまったら脱出は非常に困難になります。

取水口の先は狭い管になっていたり、暗渠(地面の下の流れ)になっていたりするため、吸い込まれてしまったらライフジャケットを着ていても致命的です。
絶対に近づいてはいけません。

その他の人工構造物付近

上流にダムがある河川では、放流の合図(サイレン)に注意しましょう。放流されると一気に水量が増すため、避難が間に合わないことも少なくありません。サイレンが鳴ったらすぐに避難しましょう。遊びに行く川の上流にダムがあるかどうかは地図で確認しておきましょう。

また、護岸のために設置された蛇籠(ジャカゴ。金属や竹で編んだカゴに砕いた石を詰めたもの)も、とがった金属が飛びだしていたり、流れ着いたゴミや木の枝が刺さっていたりするために気をつけなければいけません。(画像は蛇篭)

 

3、遊ぶ場所とその上流地域の当日と前日の天気や、川の水位・流れに注意

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川の状況は天候に大きく影響されます。ふだんは穏やかに流れている川も、雨が降れば激しい濁流になることもあります。

気をつけなければならないのが、遊ぶ場所の現地の天気だけでなく、上流地域の天気や前日の天気にも影響されるという点です。
水位が上がり、流れが激しくなり、泥で濁った川で遊ぶのは危険です。
そのためにも、川遊びに行く前には、当日の現地の天気だけでなく、前日の天気と上流地域の天気を確認しておきましょう。

前日に雨が降っていれば、川の水位は上がっていて流れも強くなっていることが予想できます。

また、現地が晴れていても上流地域では大雨が降っていることもあります。もしゲリラ豪雨のようなひどい大雨になると、下流の水位は一気に急上昇します。
実際にたった上流のゲリラ豪雨の影響で、下流の川遊び場がたった10分の間に約130cmも増水した例があります。

川遊びのときは、天気の変化によく注意しておきましょう。
もし晴れていても、川の水が急に冷たくなったり、水が濁ったり、大量の落ち葉やゴミが流れてきたりしたときは、上流で大雨が降っていて急激に増水する前触れなのですぐに避難しましょう。

4、全員の健康状態

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川遊びのときは近くに医療機関がない場合も多いので、全員の健康状態には特に注意しましょう。
特に気をつけたいのが「脱水症」と「低体温症」です。

  • 脱水症

川遊びでは体も衣服も川の水にぬれているため、汗をかいていることに気づかず、水分補給を忘れることがあります。めまいがしたり、足がつったりするのは脱水症状のサインでもあります。なるべくこまめに意識して水分補給をするようにしましょう。

子供は遊びに夢中になりますから、保護者から声をかけてスポーツドリンクなどを飲ませてあげましょう。

  • 低体温症

川は常に水が流れ続けているため、プールや海よりも水温が低く、体温が奪われやすい環境です。特に子供は大人よりも体が小さく、冷えてしまいやすいので、注意して様子をみてあげましょう。唇や爪が紫色になってきたり、震えていたりしたら低体温症のサイン。

低体温症は、そのまま放置すると一気に体の深部体温が低下して死につながることもあるため、軽く見てはいけません。すぐに川から上がって乾いたタオルでしっかり体をふき、温めてあげましょう。

5、グループで行くときの大人の配置

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大人数で川遊びに行くときは、大人を効果的に配置して安全性を高めましょう。

遊ぶ範囲のうちで一番上流のところに最低1人、一番下流のところに最低1人いるようにしましょう。また、全体を見渡す人もいるとよいでしょう。

安全管理のために、大人はホイッスル(玉の入っていないもの)も用意。川の流れる音や子供たちがにぎやかに騒ぐ声で大人の指示が届かないこともありますから、事前に合図を決めておきましょう。

ホイッスルを「1回吹いたら集合、2回吹いたら静かに」などのように、グループの皆さんで決めておきましょう。川に入る前に子供たちとゲーム感覚でシミュレーションすることをおすすめします。

グループで行くときは、子供は普段よりもずっとハイテンションで夢中になるものです。

また、大人の方も、自分以外の大人が複数いることで「誰かが見ていてくれる」という油断が生まれ、死角ができやすいもの。大人がしっかり安全意識を持って、子供から目を離さないよう遊ばせましょう。

関東の子供と川遊びおすすめスポット5選

1、石神井川 – 音無親水公園(東京都北区)

■子供:★★★★☆

■幼児:★★★★★

■危険度:★☆☆☆☆

■住所:東京都王子本町1-1-1先

■一言コメント

JR東京メトロ王寺駅から徒歩1分。日本の都市公園百選にも選定された美しい公園で、春にはお花見も楽しめ、夏には水遊びをする子供たちでいっぱいになります。流れの水は、ろ過装置による循環水を使用しているため、衛生面でも安心です。
トイレもあります。駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。

■マップ:地図はこちら(川遊びマップ)

■公式HP:石神井川 – 音無親水公園・北区観光HP

2、多摩川 – 兵庫島公園(東京都世田谷区)

■子供:★★★★☆

■幼児:★★★★★

■危険度:★☆☆☆☆

■住所:東京都世田谷区玉川3-2

■一言コメント

多摩川の河川敷を利用した河川公園で、瓢箪池と多摩川の間に広がる芝生エリアではお弁当を広げる家族連れも。池へ続く人工の小川が数本流れており、赤ちゃんを始め川遊びが初めてのお子様でも安心して遊べます。
トイレもあります。駐車場もありますが(15分100円 他)、二子玉川駅から徒歩5分なので電車・バスでも便利。

■マップ:地図はこちら(川遊びマップ)

■公式HP:兵庫島公園・世田谷区

3、中津川 – 田代運動公園(神奈川県愛川町)

■子供:★★★★★

■幼児:★★★☆☆

■危険度:★★☆☆☆

■住所:神奈川県愛川町田代1700番地

■一言コメント

川遊びシーズンにはデイキャンプに訪れる人で午前中に駐車場もいっぱいになってしまうほどの人気スポット。中津川の川原ではBBQを楽しむこともできます。水の透明度がとても高く、子供達はシュノーケリングしながら魚を追ったり取ったりして楽しめます。
水の透明度、きれいさ、川ガニがいる手付かずの自然をたっぷり味わえるにもかかわらず無料なので、気兼ねなく遊べます。

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:田代運動公園・愛川町

(イメージ画像)

4、道志川 – 水之元オートキャンプ場(山梨県南都留道志村)

■子供:★★★★★

■幼児:★★★★☆

■危険度:★★☆☆☆

■住所:山梨県南都留郡道志村下善之木10220

■一言コメント

キャンプ場の隣を流れる道志川本流で遊べます。キャンプ場近くはそんなに深くないので、子供の川遊びには最適。大人が泳ぎを楽しめるポイントや、子供たちが川にジャンプして飛び込んでいけるようなポイントもあり、川遊びを満喫できるスポットです。
キャンプ施設利用者はバーベキュー施設も無料で利用できます。また、宿泊はキャンプだけでなく、バンガローや民宿に泊まることもできます。

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:水之元オートキャンプ場

5、「ジブリの滝」笹川 – 濃溝の滝(千葉県君津市)

■子供:★★★★☆

■幼児:★★★☆☆

■危険度:★☆☆☆☆

■住所:千葉県君津市笹1951

■一言コメント

別名『ジブリの滝』と呼ばれる、インスタ映えするスポットとして人気の濃溝の滝(のうみぞのたき)。東京から車で1時間半ほどで行くことができ、平日でも多くの人が訪れます。川の中に入って景色を楽しみながら歩いたりすることもできます。
駐車場から少し歩きますが、自然の中に整備された遊歩道なのでドングリを拾いながら楽しく歩けるかも!?神秘的な風景を味わった後は、駐車場周辺のお土産センターや日帰り温泉「千寿の湯」も楽しめます。

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)・君津市

関西の子供と川遊びおすすめスポット3選

1、丹生川 – どーむびれっじ(和歌山県伊都郡)

■子供:★★★★★

■幼児:★★★★☆

■危険度:★★☆☆☆

■住所:和歌山県伊都郡九度山町丹生川中井平1089

■一言コメント

山奥ならではの大自然を満喫できます。毎年6月頃にはホタル観賞ができます。どーむびれっじキャンプ場の川で川遊びをたっぷり楽しめます。浅いところもあるので足をひたして水遊びを楽しむのもいいし、深さのあるところで浮き輪やシュノーケルをつけて思いっきり泳ぐこともできます。
釣りやBBQもできるので、楽しみ方の豊富なスポットです。

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:どーむビレッジキャンプ場

2、羽束川 – 三田市野外活動センター(兵庫県三田市)

■子供:★★★★☆

■幼児:★★★☆☆

■危険度:★★☆☆☆

■住所:兵庫県三田市小柿949

■一言コメント

豊かな自然の中でキャンプのできる施設ですが、日帰りで川遊びだけ楽しむのも可能です。小さなお子様向けの浅瀬もありますし、少し深めで泳いだり飛び込んだりできる区画もあります。魚もいっぱいいるので、子供たちは魚取りに夢中になるかも。
料金は日帰りの川遊びの場合、三田市の方は100円、三田市以外の方は200円(駐車場代含む)です。

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:三田市野外活動センター

子ども 川遊び 関東

3、四郷川 – やはた温泉

■子供:★★★★☆

■幼児:★★★☆☆

■危険度:★★☆☆☆

■住所:奈良県吉野郡東吉野村大豆生720

■一言コメント

昔ながらの日本の故郷を思わせる情緒あふれる村を流れる四郷川。きらきら輝く浅瀬で水遊びしたり、少し流れのある岩場まで行けばアマゴを見つけられるかも。駐車場もトイレもあるので安心です。宿泊施設のふるさと会館や、テントサイトもあります。
大阪中心部から車で約1時間半ほどで行ける、川遊び好きファミリーに人気のスポットです。

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:四郷川 – やはた温泉・奈良県観光協会HP

東海の子供と川遊びおすすめスポット4選

1、鳥原川 – 岩屋堂公園(愛知県瀬戸市)

川遊び 子供

■子供:★★★★☆

■幼児:★★★★★

■危険度:★☆☆☆☆

■住所:愛知県瀬戸市岩屋町岩屋堂公園

■一言コメント

地元で人気の川遊びスポット。川の水を利用した天然プールは浅瀬が広く取ってあるため、まだ小さなお子さんでも安心して遊べます。
少し上流の方へ行けば小学生の子の太ももほどの水深になり、岩場で魚とりなどもできます。天然プール・駐車場・更衣室・洋式トイレなど基本的にすべて無料です(ロッカーは100円)。
砂のついた足や履き物を洗える水場もあるので、ママが子供連れで気軽に行ける川遊びスポット。

【CWPスタッフ・Tの感想】

「去年の夏に初めていきました!小学生の娘は天然プールの冷たさに驚きながらも、浮き輪でぷかぷか泳いで楽しんでいました。整備されているので、サンシェードと薄っぺらい敷物を引いても快適に休憩も。森林の中の川の雰囲気が良くて、思う存分リラックス気分が味わえます」

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:岩屋堂公園・瀬戸観光協会HP

2、黒川 – リバーサイドクラブ小畑(岐阜県賀茂郡)

■子供:★★★★☆

■幼児:★★★★☆

■危険度:★★☆☆☆

■住所: 岐阜県加茂郡白川町黒川3275

■一言コメント

自然豊かな川で遊べる穴場スポット。きれいな川で、流れも緩やかなので3歳位の幼児から大人まで遊べます。
魚はたくさんいるので、ペットボトルを利用したセルビンという仕掛けを用意していけば子供でも簡単にとれます。
国道からも外れていて、あまり知られていない場所ですが、川遊び本来の魅力をたっぷり味わえるスポットです。リバーサイド小畑は通常は空いていませんが、駐車場や簡易トイレを利用することができます。名古屋から高速道路利用で2時間弱。

黒川でのセルビン体験記はこちら↓

「大人もハマるお魚観察。川魚の仕掛け「手作りセルビン」を仕掛けてみました!」

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■関連記事:わかりにくいから、ちょっと注意!「リバーサイドクラブ小畑」の迷いポイントを解説

3、木曽川 – オアシスパーク(岐阜県各務原市)

■子供:★★★★★

■幼児:★★★★★

■危険度:★☆☆☆☆

■住所: 岐阜県各務原市川島笠田町1569−2

■一言コメント

岐阜と愛知の境目にあり、対岸には愛知県一宮市の人気公園138タワーパークがあります。
高速道路からも一般道路からもアクセスできて便利。幼児でも安心して水遊びできるように整備されており、夏休みに行われるマスのつかみどりイベントでは捕まえたマスをその場で焼いて食べられるとあって大人気です。
手ぶらで楽しめるBBQサイトや、世界最大級の淡水魚水族館「アクア・トト ぎふ」もあります。

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:木曽川 – オアシスパーク

4、多度川 – 多度峡天然プール

川遊び 子供

■子供:★★★★☆

■幼児:★★★★☆

■危険度:★☆☆☆☆

■住所: 三重県桑名市多度町多度1735

■一言コメント

夏場に多度川をせきとめた無料の天然プールで遊べます。深さは1m弱と約70cmの2種類が選べます。
水中生物もたくさんいますし、日によっては「金魚つかみ」「ビー玉つかみ」などのイベントがあることも。
無料休憩所・トイレあり。駐車場もありますが有料です。お盆期間中は混むので平日の午前中が狙い目。

【川遊びマップスタッフ・Tの感想】

「名古屋から意外と近いにも関わらず、秘境っぽさ漂う多度峡に行くなら夏本番がベスト。なぜかというと暑くても標高が高いせいか、9月ともなると寒い!それでも娘とパパは元気に川遊びをしていました。休憩所も無料があるかもしれませんが、私が行ったときは2階建ての川沿い部分が有料で開放されていましたよ。レジャーシート必須ですね!」

■マップ: 地図はコチラ(川遊びマップ)

■公式HP:多度峡天然プール便り

 

お近くの川がない時は、川遊びマップでご検索ください。

川遊びマップ 

 

まとめ:子ども時代の自然体験は生涯の財産

子どもの頃に自然の中で遊んだ経験は、心を豊かに育てる糧になります。

また、自然環境への興味を持つことで、人間の生活と環境との関りについておのずと考えるようになり、なんだか遠い国の話のような地球環境の問題についても自分とのつながりの中で考えられるようになっていくはず。

とはいえ、遊ぶ時にそんな難しい理屈は必要ありません。「楽しく遊ぶ、それが一番です」

この記事では、子供と楽しく遊ぶために最も重要な「安全」を中心にお伝えしました。

ゴールデンウィークのレジャーに。夏休みのお出かけに。

ぜひ子供たちと自然の川に飛びだして、安全に、思いっきり川遊びを楽しんでください!

 

ライター:永田みゆき

監修:伊藤匠

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