自由研究は、川遊びで自然を体感しながら

2018年5月18日(更新日:2018年5月18日)
ガサガサ川遊びネタ水切り

夏休みは自然の中でのびのびと遊ぶ絶好のチャンス。ついでに自由研究もしちゃえば、一石二鳥!

この記事では、自由研究のネタになる川遊びを3つご紹介しています。生物観察などの実体験を通して、理科の学びにもつながります。

小学校低学年から中学年、高学年まで、楽しみながら取り組める自由研究、やってみませんか?

なお、低学年のお子さんと一緒に読んで頂けるように、本文中の表記は1年生で習う漢字を基準にしています。

ガサガサあそびで 生きものをつかまえよう


みなさんは、川に入ったことがありますか?

川には たくさんの生きものがすんでいます。

ざぶざぶと川に入って、草のしげみや石の下にかくれている生きものを あみでつかまえるのが、「ガサガサ」という川あそびです。

さかな、カニ、エビ、貝、カエル、カメ、ザリガニ、ヤゴ(トンボのようちゅう)…他にも、もっとたくさん!

ちかくの川にいってみよう

もちものは、あみと、バケツ。
バケツのかわりに、虫かごでもいいよ。
すいとうもわすれずに。

ふくそうは、よごれてもいいシャツとズボン、ぼうし、ぬれてもいいうんどうぐつ。

サンダルやクロックスは、川に入ったときにぬげてしまうとあぶないので、やめましょう。

子どもだけではあぶないので、かならずおとなといっしょにいきましょう。

【保護者の方へ】
ガサガサは簡単に楽しめる川遊びですが、初めてだとちょっとハードルが高いかもしれません。
各地の自治体などが自然体験イベントの1つとして企画していることも珍しくないので、「ガサガサ 体験 ○○市」といったキーワードで検索してみるといいでしょう。

どうやってつかまえる?

「ガサガサ」で生きものをつかまえるには、コツがあります。

生きものは きしべの草のしげみや、石の下などにかくれています。

草のねもとを足でけったり、石をひっくりかえしたりして、びっくりしてにげだしてきたところを あみでキャッチします。

そのとき、あみは、川ぞこにくっつけてかまえておくのがポイントです。

こういうところに生きものがいっぱい

 

あみを川ぞこにつけて、足で草をけります

 

ヌマエビがとれました!

きれいな川? きたない川?
川の生きものからわかること

どんな生きものがつかまえられたかな?

つかまえた生きもののしゅるいから、水のようすがわかります。

きれいな水
・ヤマメ(さかな)
・サワガニ(かに)
・カワゲラ(虫) など

ややきれいな水
・カワムツ(さかな)
・アユ(さかな)
・カワニナ(貝) など

きたない水
・オイカワ(さかな)
・ミズカマキリ(虫)
・タニシ(貝) など

とてもきたない水
・アメリカザリガニ
・サカマキガイ(貝) など

【保護者の方へ】
国土交通省の資料「全国水生生物調査の概要」にイラスト入りの解説があります。
さらに詳しく知りたい場合は国土交通省の「川の生きものを調べよう 水生生物による水質判定」をご覧ください。

レポートにまとめてみよう

たいけんしたことや、気づいたことをまとめよう。
しゃしんや イラストをつかうと、わかりやすくつたえられます。

【かくときのポイント】(低・中学年向け)

・「ガサガサ」とはなにか

・つかったどうぐや、ちゅういしたこと

・川のなまえと、川の どのあたりでガサガサしたのか

・生きものがかくれていたのは どんなところだったか

・どんな生きものをつかまえたか

・つかまえた生きものから、どんなことがわかったか

ということをまとめるといいでしょう。

【書く時のポイント】(高学年向け)

低学年向けのポイントに加えて、

・川の周辺の環境はどうか(工場が多い、住宅が多い、田んぼがある、など)

・つかまえた生き物からわかる川の水質は?

・周辺の環境と川の水質にはどんな関係があると考えられるか

・川の水質を良くする、あるいは良い状態を保つために必要なこととは?

など、より深くほりさげて書いてみましょう。

ガサガサをもっとたのしもう

この川あそびマップのブログでは、ガサガサのコツや、川にいるさまざまな生きもの、ガサガサのおもしろさなどを くわしくせつめいしているので、ぜひ見てみてください。

むずかしい字がたくさんあるかもしれないので、おうちの人といっしょに見てね。

今日もガサガサ日和Vol,58 子ども大喜び! 箱メガネ

今日もガサガサ日和Vol.5 魚を車で持ち帰る方法

今日もガサガサ日和 Vol.47 〜ザリガニの持ち帰り方

水きりのヒミツをさぐろう


【保護者の方へ】
川遊びの一つ、「水切り」は、「川に石を投げる」という実体験を通して様々なことが学べます。

石が水面をとびはねるために必要な条件を考えることは、物理学の基礎にもつながります。水切りを楽しみながら、充実した自由研究レポートを作成しましょう。

ただし、安全には保護者の方が十分にご配慮下さい。

石をなげてあそぼう(水切り)

「あぶないから、石をなげたらいけません」って、おこられたこと、ありませんか?

そう、石をなげるのはあぶないこと。
だけど、川なら、おもいっきり石をなげてもだいじょうぶ。

しかも、うまくなげると、石がジャンプして、水の上をぴょんぴょんとびはねていきます。このあそびを「水きり」といいます。

さあ、いったい何回とびはねるか、チャレンジしてみよう!

もちろん、ほかの人にぶつからないように、気をつけて なげてね。

石をジャンプさせるコツは?

石をいっぱいジャンプさせるのは、ちょっとむずかしいかもしれません。

いったい、どうしたら、たくさんジャンプするのでしょう。

いろいろなやりかたを くふうして、ためしてみましょう。

【ためすポイント】

1.よくジャンプする石は、どんな石?
・大きさは?
・おもさは?
・かたちは?

2.どうやってなげる?
・石のもちかたは?
・なげるときのしせいは?

レポートにまとめてみよう

いろいろとためしたことを まとめよう。
水きりのたのしさが たくさんの人につたわるように かいてみよう。
しゃしんや イラストをつかうと わかりやすくつたえられます。

【かくときのポイント】(低・中学年向け)

1.「水きり」とはどういうあそびか、せつめいする。

2.どんな石をなげたか、どうやってなげたか、そしてどうなったか、自分がためしてみたことをかく。
大きい石をなげたとき、小さい石をなげたとき、などのように、くわしくせつめいしよう。

3.ためしてみて わかったことをかく。また、なぜそうなったのか、じぶんのかんがえをかく。

4.かんそうをかく。

【書く時のポイント】(高学年向け)

低学年向けの内容に加えて、

・石の角度と水面をはねる回数との関係
・石の速度と水面をはねる回数との関係
・石に回転をかけるとどうなるか。
 また、それはなぜか?

など、より深くほりさげて書いてみましょう。折れ線グラフなどに表してみるのもいいでしょう。

せかいチャンピオンがおしえる、水きりのコツ

なんと、水きりには、せかい大会があります!

この川あそびマップのブログでは、せかいチャンピオンの はしもとさんが、水きりのコツをくわしくおしえてくれます。

ぜひ、見てみてください。むずかしい字が たくさんあるかもしれないので、おうちの人といっしょに見てね!

水切り講座 第1回 石の握り方~初級編~《世界チャンピオンが教えます!》

水切り講座 第2回 石の選び方~初級編~《世界チャンピオンが教えます!》

水切り講座 第3回 石の投げ方~初級編~《世界チャンピオンが教えます!》

宝石・化石さがしにチャレンジ


【保護者の方へ】
先に紹介した「ガサガサ」「水切り」に比べて、宝石探しは少々難易度が高いかもしれません。必ず宝石や化石が採取できるとは限らないからです。

もし採取できても、磨かれていない原石ですから、いわゆる宝石や化石のイメージとは違います。

それでも、川が宝石探しや化石探しに格好のポイントであることは間違いありません。

自分の手で発見した本物の宝石や化石は、どんなに高価な宝石よりも輝いて見えることでしょう。

川には宝石がかくれている!?


川のほとりには、石ころがいっぱいころがっているところがあります。

もしかしたら、そこには宝石があるかもしれません。

鉱山(こうざん:宝石がたくさんとれる山)から、雨や風でくずれた岩が川におちて、ながい年月をかけて流されてきます。そのなかには、宝石がまじっていることがあるのです。

よく目をこらして、きらりと光る石をさがしてみてください。宝石が見つからなくても、きれいな石はきっと見つかるはずです。

【保護者の方へ】
宝石は上流まで行かなくても、身近な川原でも探せます。こぶしよりも小さめの石が転がっている川原で探してみましょう。

水晶は、石英が結晶化した宝石です。石英はたいていの川原で見つけることができます。水晶のように結晶化していなくてもキラキラ光ってきれいなので、ぜひ探してみてください。

他に、宝石採集でよく知られる川としては、
・久慈川(茨木県 メノウ)
・天竜川(静岡県 ガーネット)
・室生川(奈良県 ガーネット)
・大和川(大阪府 ガーネット)
等があります。

高学年のお子さんと一緒にがっつり取り組むなら、この本がお勧め!

化石も発見できるかも


石がごろごろしている川は、もしかしたら、化石があるかもしれません。

山にあった大きな石が川におちて、ながされるうちに われることがあります。われたときに、中にあった化石が出てくることがあるのです。

貝の化石や、はっぱの化石、うんがよければ きょうりゅうの化石も見つかるかもしれません。

【保護者の方へ】
化石も、上流まで行かなくても身近な川原で探すことができます。

他に、化石採取で知られる川として、
・小平蘂川(北海道)
・七北田川(宮城県)
・多摩川(東京都)
・服部川(三重県)
・野洲川(滋賀県)
等があります。

また、岐阜県瑞浪市の瑞浪市化石博物館(公式サイト)は、全国でも珍しい化石専門の博物館で、野外学習地(土岐川の川原)では化石採集体験ができます。

砂金も発見できちゃうかも


砂金(さきん)というのは、すなのように こまかい金のこと。

見つけるのはとてもむずかしいですが、日本の川には砂金が出るところがあります。

見つけたら、お金持ちになれるかな!?

この川あそびマップのブログでは、川で砂金をとるほうほうを くわしくせつめいしています。

むずかしい字が たくさんあるかもしれないので、おうちの人といっしょに見てね!

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